アレキサンダーファン
2011年04月掲載
−会員所属団体の紹介− ここで吹いてます! アレキサンダーホルンオーナーズクラブ会員が所属するオーケストラ、吹奏楽、アンサンブルなどを紹介していきます。演奏会PR、団員募集等にどうぞご活用下さい♪
イメージ
多摩かたつむりの会(第2回) 多摩かたつむりの会(第2回)
こんな団体

 前回取材させていただいてから約4年のうちに、メンバーの半数近くは入れ替わったが、依然としてメンバー数30人以上の大編成アンサンブルだ。メンバーが口々に言うのは「居心地の良さ」。実際、この人数の半数以上が続けていること、都合により一度辞めてから復活する人が多いことからもそれはよくわかる。
 また、練習を拝見していても、これだけメンバー数がいるにも関わらず、一部の人だけでなく多くの人が発言しつつ、とても和やかに練習が進むことが印象的だった。

  何よりも印象に残っているのは2007年、2008年と「かたつむりフェスタ」を主催し、2009年には日本ホルン協会主催のホルンフェスティバルにて、アマチュアの団体によるアンサンブルコンサートの運営を任されたこと。
 2回の「かたつむりフェスタ」には首都圏のホルンアンサンブルを中心に東北や九州などの遠方からも、数多くの団体が出演した。

「やって良かったことは、数多くの団体さんと知り合いになれたことと、多くの方と一緒に演奏することで刺激を受けたことだと思います。得たものは多かったですが、やはり負担も大きく、現在は原点に立ち返って、我々の演奏レベルをきちんと上げて、発信しようじゃないかということで、今は対外的な活動は少し抑えています」と現会長の水上陽輔さんは言う。
 練習は第2、4、5日曜日の午前中が基本。演奏会が近くなると、頻度は増えるそうだ。


練習風景 練習風景

 さてそんな多摩かたつむりの会が5月8日の第7回定期演奏会で企画していることもユニークだ。
 目玉は声楽家4人をソリストに迎えての《カルメン》。その1人、バリトンの松本進氏はメンバーである松本弥子さんのお父様であり、これが親子初共演だという。また、テノールとして神奈川フィルトロンボーン奏者の倉田寛氏の名前があるのも興味深い。合唱は“つむり”のメンバーが担当する。
 《カルメン》と前半のメインである《アルメニアンダンスpartT》、どちらもアレンジは、アレキサンダーホルンアンサンブルジャパン(AHEJ)の編曲でもお馴染みの小林健太郎氏。ちなみに《カルメン》はオリジナルアレンジだ。小林さん自ら演奏に加わるのもトピックである。



小林健太郎さんのお話
小林健太郎さん

“つむり”とはある縁があって《カルメン》の編曲をご依頼いただき、一度AHEJが演奏した《アルメニアンダンスpartT》の譜面も使わせて欲しいということになりました。《カルメン》はもともと何曲かを二十重奏にアレンジした譜面があったのですが、それに新規アレンジを追加しています。編成も様々ですね。今回は歌が入ることが前提だったので、移調ができなくて、音域を調整するのが難しかったです。
はじめは吹くつもりはなかったのですが、お誘いを受けてせっかくなので吹かせてもらうことにしました。しかしこれは自作自演ではなく『自作自爆』ですね(笑)。自分で書いておいてなんですが、難しい! そういう意味でも、アマチュアである多摩かたつむりの会で演奏できることは素晴らしいことだと思います。






メンバーの声

集合写真

※使用楽器、マウスピースについては、下の[メンバー一覧]をご覧下さい。



宇佐見あす香さん

■宇佐見あす香さん

 今回の取材をアレンジしてくださったAHOC会員。以前にもこのコーナーに登場したことがあり、「伝説の10年ローン120回払いで103を買った」ことが話題になっていたが、それも残すところもう1年だそうだ。
「以前やっていた吹奏楽よりも、今の方がアレキサンダーの良さを出せているような気がします。周りにもアレキサンダー吹きが多いので理解しやすいし、違う楽器の人もたくさんいるので、逆に違いがわかりやすいこともあり、改めて『ああ、アレキサンダー好きだな』と思いながら吹いています」

 約1年前に入会し、現在、定期演奏会実行委員長を務める。
「これまでホルンアンサンブルをする機会はほとんどなかったので、苦労しています。吹奏楽のように他の楽器にかき消されることはありませんが、その分1人1人の力が重要になってくるし、細かい動きも多い。でもその難しさをみんなで共有できるところがまた良いんですよね(笑)」




水上陽輔さん

■水上陽輔さん

 多摩かたつむりの会の現会長。ここでは1年ごとに会長の改選があるのだが、それは「誰にでも会長ができるような運営を目指している」からだそうだ。水上さんは2010年5月から会長を務め、「一部の人間だけが引っ張っていくのではなくて、誰でも自分を発信できるような会にしていきたい」と思っているそうだ。
 水上さんは“つむり”6年目で、奥様もメンバーである。
「他にも団内結婚はいます。今後つむりで、もっともっといろいろな曲をやっていきたいですね」




菊池政幸さん

■菊池政幸さん

 「インスペクター」という役職にあり、演奏面でのリーダー的存在。大編成の曲では指揮を担当する。「今回の演奏会ではホルンを吹くのが2曲だけなので、ホルンが吹きたいです(笑)。でもこれだけ大所帯になってしまうと、指揮なしでは難しいので」

「普段みんなが経験できないような、新しいことをやりたいと思っています。大編成のホルンアンサンブルということ自体がひとつそれをかなえているかもしれませんが、もう7年、8年とやって来ているので多少マンネリ化してしまう部分もあります。
 それを打ち破ろうと企画したのが『かたつむりフェスタ』であったり、第5回定期演奏会では東京ホルンカルテットとシューマンの《コンツェルトシュトゥック》を演り、去年はホルンでミュージカルに挑戦しようと《ウェスト・サイド・ストーリー》を取り上げました。では今年は何をしようかと考えたときに、声楽と合わせた経験はあまりないのではないだろうかと、《カルメン》をすることにしました。こうやって、『ホルンでこんな楽しいことができるんだ』ということを知ってもらいたいと思っています」




駒比路樹さん

■駒比路樹さん

 “つむり”には2年前から。
「定期演奏会で《コンツェルトシュトゥック》を演ると聞いて、出たい!と思いました。その後、名古屋のaホルン会の演奏会に“つむり”がゲスト出演したのをきっかけに向こうの会員にもなって、月に1回くらい参加しています。定期演奏会もアンサンブルコンテストにも出ましたよ。
 アンサンブルって、お互いが自分の個性を発揮しつつ合わせるという部分が一番面白いところだと思います」

  ゴールドブラスの103は、買ってから13年くらいになる、#13000番台の楽器。
「特にアレキサンダーという意識はなかったのですが、楽器屋さんで吹いて一番良かったのがこれでした。大学は関西でしたが、6年間この楽器で元京響の小山(亮)先生にレッスンを受けていました。気に入っている点は、吹けば吹くほど味が出ていくところとか、吹いていて『鳴っている』という感覚が得られるところ。やはりアレキサンダー同士で合わせたときの感触がいいんですよね」




■藤井茂司さん

 藤井さんはこのコーナーに過去3回登場している(つむりで2回)。
「4年前に取材していただいたときから最も変化したことは、結婚した人が増えたことですね。私も団内結婚しました(笑)。全体に年代が少しずつ上がっているということでしょうか。でも、結婚しても残っている女性が多いし、前の取材の時に高校生だった子が戻ってきていたりとか、私自身もやはり楽しいのでずっといます。居心地がいいんですね」
「年齢的には、私は今40代ですが、この年代が少ないです。50代がいなくて、60代が1人。今後は若い方と中年の方にぜひ入って欲しいです(笑)」

楽器に関しては、「もう何回も出てますので、特に変わってはいません(笑)。でも、先日Bbシングルのアレキサンダー90を買ったんです! 今日は持ってきていませんけれど」だとか。




藤井茂司さん 藤井真理子さん

■藤井真理子さん

 2年くらい前に、藤井茂司さんに誘われて入団した。現在は茂司さんの奥様。
「ここはみんな仲が良くて楽しいですね。団員同士あだ名で呼ぶという決まりもあって、とても親しみやすいです。練習の時には全員名札を付けているのですが、あだ名しか知らなくて、本名を言われてもわからなかったりとか(笑)」




高野智博さん

■高野智博さん

 大学生だが、在籍する大学には演奏する場がないそうだ。“つむり”では事務局の一員でもある。1103は2年ほど前に購入。
「高校時代の先生にずらっと楽器を並べてもらって、吹いて選んだのがたまたまこの楽器でした。何よりも響きが気に入りました。吹いていて気持ちよかったです。
 いまは“つむり”だけですが、この楽器を使って、いろいろなところで吹いていきたいなと思います」




■小野雅保さん

「しばらくブランクがある状態で“つむり”に入ったのですが、入ってすぐアレキサンダーを買ってしまって、周りの人がびっくりしていました。試奏したらとにかく音が良くて、当時は技術が伴っていなかったのですが気になってしまって。この楽器でがんばっていこうかなと思っています(笑)」
「特にアンサンブルにこだわらずホルンを吹けるところが欲しくて入ったのですが、譜面が吹奏楽とは全然違うので、譜面が読めなくて大変でした。今も読めていないところがいっぱいあるんですけど(笑)。でもここで一生懸命練習すれば技術も上がるのかなと思っています」




■松本弥子さん

 松本さんは《カルメン》で声楽家であるお父様と初共演を果たす。
「ホルンを吹くことが一番楽しいことなのですが、ホルンを吹くことが一番大変なことでもあると思います。今、吹奏楽とオーケストラとここと、3つ掛け持ちしてますが、それぞれに楽しみがあると思っています。今は、いろいろな経験がしたいですね」




■片山栞さん

「一緒に吹くことが楽しいので、毎回楽しく合奏させてもらってます。吹奏楽もやってますが、アンサンブルはまた違う楽しみがありますね」




■田村真智子さん

 2007年からずっとメンバーだが、結婚して名字が変わった。
「練習が日曜の午前中なので、家庭とも両立できます。あと、私もずっと仕事が忙しくて今日2ヶ月ぶりくらいに参加したのですが、みんな暖かく迎えてくれます。そういうこともあって、自分でもがんばらなきゃな、と。楽しいので辞められないですね。ちょっと中毒っぽい感じです(笑)」




■上村知広さん

 多摩かたつむりの会ではライブラリアンを担当。
「これだけ人数がいるので、楽譜の管理は大変ですが、それはそれで楽しんでいます。在籍しているのはここだけですが、ホルンアンサンブルの機会があればなるべく参加したいと思っています。楽器はプロの方から譲っていただいたもので、今はなき親指ピストンです」




■宮澤和恵さん

 「宴会部長」だそうだ。
「練習が日曜日の午前中なので、それ以外にも仲良くなれるようなイベントを開催しています。花見とか宴会とか、あとは夏合宿を企画したり、去年はビール工場に見学に行きました」
 “つむり”には2009年12月に入ったという。
「最初はびっくりしましたね。普通のホルンアンサンブルだと4本とか6本とかですが、この人数ですから。なんだこれは?と面食らいました。でも同じホルンなので、苦手なところとか美味しいと思うところもみんな一緒というのがいいですね」




■武藤絵梨菜さん&水上はるかさん

「途中で結婚したり、少し抜けたりする時期もありましたが、戻って来やすい雰囲気なんですね」
「演奏していても、他では味わえない感動と興奮と臨場感があります」
「私たちしかできないような編曲もありますからね。最近は吹奏楽曲が多いですね。去年はホルストの第1組曲とか、《宝島》とか。《宝島》ではオリジナルTシャツを着て踊りましたよ!」






掲載の演奏会は終了致しました。最新情報は各団体にお問い合わせ下さい。
information
 
■第7回定期演奏会
日時 5月8日(日) 13時半開演
場所 府中の森芸術劇場 ウィーンホール
曲目 ビゼー/カルメン、リード/アルメニアンダンスpart I、他
ソリスト 元田由貴美(ソプラノ)、倉田寛(テノール)、松本進(バリトン)他
入場料 無料

ホームページ http://www.tsumuri.net/
 





メンバー一覧

氏 名 使用楽器 マウスピース

礒村 陽介

アレキサンダー 103GBL

アレキサンダー 11

上村 知広

アトリエハーロー V2

ストーク CB1

宇佐見 あす香

アレキサンダー 103MBL

E.シュミット 115

小野 雅保

アレキサンダー 103ML

ロメラブラス R30A

片山 栞

ハンスホイヤー 801GAL

アレキサンダー 8M

菊池 政幸

アレキサンダー 103M

JK 2DM

菊池 真由美

ヤマハ YHR-867KRD

TAD

駒 比路樹

アレキサンダー 103GBL

シュミット 75

佐野 恵一

Rauch semi double

Moosewood

高野 智博

アレキサンダー 1103GBL

ティルツ マックウィリアム3

田村 真智子

ホルトン H279R

ティルツ マックウィリアム3

中吉 育美

ホルトン 281

ホルトン ファーカスモデル

西沢 美奈子

オットー 180G

TAD CMN/C3

萩原 剛

アレキサンダー 103MBL

ベストブラス M.Naoi symphonic

廣瀬 善之

ハンスホイヤー 802MAL

E.シュミット 85

藤井 茂司

アレキサンダー 103MB

ティルツ マックウィリアム3(EXT)

藤井 真理子

ホルトン H279

ジャルディネリ S14

松本 誠

アレキサンダー 103MBL

ティルツ マックウィリアム2

松本 弥子

ヤマハ YHR-88 II D

JK 1WM2CM(PGP)

三浦 館郎

ヤマハ YHR-864D

ヤマハ 30C4

水上 はるか

ヤマハ YHR-868GDB

シュミット 3

水上 陽輔

ホルトン H281

ティルツ マックウィリアム3

宮澤 和恵

ハンスホイヤー 802GAL

ティルツ SB4

武藤 絵梨菜

ヤマハ YHR-87D

ティルツ C4

村木 佐知子

ヤマハ YHR-567GDB

TAD D7

山田 早紀

ヤマハ YHR-867KRD

アレキサンダー 21

山田 茉菜美

ハンスホイヤー

アレキサンダー 8M

山本 昌史

アレキサンダー 103MBL

JK 2DK-AS




このコーナーではアレキサンダーホルンオーナーズクラブ会員が所属するオーケストラ、吹奏楽、アンサンブルなどを紹介していきます。

団体の紹介はもちろん、他ではなかなか紹介されない周辺の情報や、団員の集まる店など、楽しい情報をお届けいたします!!

つきましては、是非我が団体へ!という会員を募集いたします。演奏会の案内や、団員募集などの宣伝するもよし、とにかく出たい!と思うもよし、せっかくのアピールチャンスなので、どしどしご応募ください☆

下の『ここで吹いてます募集』ボタンをクリックすると、メーラーが立ち上がります。件名に『ここで吹いてます募集』、本文に会員番号、氏名、団体名を明記の上、送信してください。追って編集部から取材の予定などのメールを返信いたします。

さぁ皆さん!こぞってのご応募、お待ちしておりまーす(^o^)丿
 
ここで吹いてます募集


↑ ページトップへ戻る


ALEXANDER HORN OWNER'S CLUB (C)アレキサンダーホルンオーナーズクラブ事務局 All Right Reserved.