アレキサンダーファン
2008年11月掲載
−会員所属団体の紹介− ここで吹いてます! アレキサンダーホルンオーナーズクラブ会員が所属するオーケストラ、吹奏楽、アンサンブルなどを紹介していきます。演奏会PR、団員募集等にどうぞご活用下さい♪
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ホルンハート ホルンハート
こんな団体
 ホルンハートは2003年に結成。40歳を過ぎてからホルンを始めたという新美さんが、一緒に練習する仲間を探したことから発展している。ウインドファミリーなごやという市民吹奏楽団に入団した新美さんが、名古屋市内の吹奏楽団が集まるバンドフェスティバルで現在もホルンハートのメンバーである宇佐見さんと知り合って、医療関係者によるホルンアンサンブルを結成。「ホルンハート」と命名した。その後は医療関係という枠を取り払って、一般的なホルンアンサンブルとして活動を続けているという。
 ちなみに、新美さんによるとホルンハートの大まかな取り決めは、「ホルンを愛するホルン吹きの集まり」「ホルンの技術向上、音楽性の向上、メンバーの交流」「ホルン好きの人なら誰でも参加可能」「団費はなし、その都度集まったメンバーで会場費・講師料など頭割り」「参加は自由」「練習は不定期」だそうだ。つまり出席を含めて強制事項はなし。メンバーの演奏レベルも様々だが、厳しい指導などもない。「一緒になって楽しみ、上達していこう」というのが趣旨であるそうだ。

ホルンハート ホルンハート

 練習日は中心メンバーである新美さんと宇佐見さん、難波さんが出席できる日程を決め、「ホルン遊びのご案内」なるメールが回り、来られる人が出席するのだという。だから普段は4〜5人、ときには新美さんたちが所属するウインドファミリーなごやのメンバーだけになってしまうときもあるとか。
 また、依頼演奏やイベントなどの本番があるときには、そのときに出られるメンバーが演奏するという形を取っている。非常に気軽に参加できるアンサンブルであるが、これはまさに新美さんの「一緒に練習仲間がほしい」という当初の目的がそのまま形になっているからだ。
 メンバーの中には「指導者を立ててしっかり練習したい」「単独で演奏会をしたい」という意見もあるそうで、このあたりをどうするかが今後の課題だとか。しかし、新美さんによれば、当面このままでいいと考えているようだ。

ホルンハート



メンバーの声

ホルンハート

まだ暑かったこの日の練習に参加されていたのは10名。その全員にお話をうかがうことができた。なお、「来られる人が来る」という形を取っているため、参加者はその日ごとに異なり、最大で10〜12名、最少で4〜5人だそうだ。





宇佐見徳之さん
宇佐見徳之さん
■使用楽器
アレキサンダー 103MBL
■主な使用マウスピース
JK2EM-U21-4.2AS特注品

 今回お世話いただいたAHOC会員。しかも会員番号が103! 偶然だが自慢だそうだ。

 小学5年でメロフォンを始め、中学1年からホルンを吹く。
「高校から20歳過ぎ頃までは、ホルンも吹いていましたが、ドラムの方に興味が行っていまして、バンドを組んで活動していました。実は高校生の頃には『ホルンはこれ以上続けても伸びないのではないか』と思ってドラムに行っていたのですが、逆に23〜24歳のときに『ドラムはこれ以上続けていても伸びないのではないか』と思ってホルンをまた真剣にやるようになりました」

 本人曰く「ドールおたく」。
「いつからドールのファンかというと、1994年の来日公演――チャイコフスキーの5番と《火の鳥》でしたが、それをテレビで見て感動しましてね。それからホルン熱が湧き上がってきました」
「2000年の11月28日に東京・王子ホールでのベルリンフィルの8人のホルン奏者たちを聴きに行き、アンサンブルでのドールの音を聴いて『これはアレキサンダーでなくてはだめだ』と思って1週間後にこの103を買いました。ドールのことしか頭にありませんでしたから、103MBLしか考えていませんでしたね」
「マウスピースも、ドールと同じものです。2003年に来日したときに、直接尋ねてみたら、『ヨゼフ・クリアー』しか聞き取れなくて。それでとりあえずJKを使い始めました。いろいろなモデルを使っていましたが、僕よりもさらにドールおたくの知り合いから、ドールのマウスピースは2EMの4.2だということを聞いてしばらく使っていました。今は、U21というヘビーウェイトモデルを特注して使っています。楽器のプロテクターも、ドールが付け始めたので、自分でも付けるようになりました」
「あと、ドールのアップばかりをつないだビデオを作っています。『イメージビデオ』と呼んでいますが、調子が悪いときにはそれを見てイメージを膨らませるという効果があります」
 ドールのことを話し始めると本当に止まらない。AHOCキャンプにも第2回と第3回に参加し、見事にドールに直接レッスンを受けることができたそうだ。

 ホルンハートでは中心人物でもある。
「硬く考えず、ホルンを通して遊び、人間的なつながりを作るというのが基本姿勢です。おかげでどんどんホルン吹きの知り合いが増えています。自分自身、人に指導するとかいうのが苦手で、自分はひたすら吹いていた方がいいというタイプですのでね」



新美佳三さん
新美佳三さん
■使用楽器
アレキサンダー 103MB
■主な使用マウスピース
JK 2CM

 ホルンハートは新美さんが宇佐見さんと出会ってから活動を始め、難波さんが中心メンバーとして加入した。
「私の場合、40歳頃に職場と自宅アパートの中間地点に『トランペット、ホルン、トロンボーン教えます』の看板を見付けたのがきっかけで、松井茂樹先生にホルンの個人レッスンを受けるようになりました。その後市民吹奏楽団ウインドファミリーなごやに入団しました。ホルンハートを立ち上げたのはもともと一緒に練習する仲間が欲しいということもあったのですが、今まで続けられているというのは、いい仲間に巡り会ったことが大きいですね」
「練習のスケジュールは特に決まっていなくて、思いつき、発作的にやっている状態です(笑)。宇佐見さんとは予定を合わせますが、あとはメールで回して、来られる人が来るという感じです。案内では"ホルン遊び"と言っていますが、それは私が練習とか演奏とかアンサンブルと言うのが恥ずかしかったからで、『一緒にホルンで遊んでください』という意味で使っています」

「今使っている楽器は松井先生に譲っていただいたもので、もう十数年使っています。アレキサンダー云々ということも当時知りませんででした。でも、私の年齢で、アレキサンダーのケースを持って歩いていると上手く見えるんですよね。そういう楽器だということを後で知って、それ以来ソフトケースに入れています(笑)」

「地元でも吹奏楽団を立ち上げたのですが、なかなか団員が増えません。東浦吹奏楽団という名前で活動してますので、興味のある方は参加してみて下さい」



難波良行さん
難波良行さん
■使用楽器
アレキサンダー 103G
■主な使用マウスピース
JK2DM(AS)

ホルンハートには新美さんに誘われて初期から参加。ホルンハートは団員という形式は取っていないが、いわゆる"レギュラー"で、ほぼ毎回参加しているそうだ。
「レベルの高さを求めるというよりは『ホルン遊び』というのが一番ぴったり来る感じで活動しています。賛否両論はありますけれどね。私も本番があるときには少し詰めてもいいかなと思いますけれど、普段はそうしなくてもいいと思います。いろいろなレベルの人にも広く間口を開いておきたいというのがありますね」

「ホルンは中学校からすでに三十数年。オーケストラをやっていたこともありますが,今は吹奏楽の方が居心地がいいなあというのが正直なところです。
 今使っている103Gは15年くらい前に中古で購入しました。その前もベルカットの103でした。1963年製造くらいの大中古で、使っているうちにロータリーが動かなくなってきて、本番に戻らなくなったらまずいと思い、慌てて買い換えました。
 買い換えるときにシュミットというのは考えましたが、でもそれとアレキサンダー以外は頭にありませんでしたね。アレキサンダーのような明るい音の楽器を吹いてしまうと、ダークな音の楽器は吹く気にならなくてね。こだわりというより、音色が好みですね」



伊藤誠悟さん
伊藤誠悟さん
■使用楽器
アレキサンダー 103MBL
■主な使用マウスピース
ストーク オーヴァルモデル5 1/2

 新美さんと同じウインドファミリーなごやという吹奏楽団の団長。もともとアルトサックスを吹いていたが、吹奏楽団にホルンがいなかったので、ホルンを吹くことに。
「今は8年目ですが、週1回しか吹かないので、学生などに比べれば全然ですよ。ホルンアンサンブルは吹奏楽に比べると、休みがないですね(笑)。でもアンサンブルの方がよりホルンらしくて面白いです。
 出席率はだいたい半分くらい。強制でないので、気軽に参加しやすいです。定期的に練習に出席しなければならないとなると、それがプレッシャーになりますからね。実は現在、ウインドファミリーなごやではバスクラリネットを吹いています。でもホルンをやめるつもりはなくて、バスクラに人が入れば戻りたいと思っています。それもあって、ホルンハートはホルンを吹ける場所として、貴重なんです」

「103は本格的にホルンを吹き始めたときに奮発して買いました。周りの人に何がいいか聞くとアレキサンダーと言う人が多かったので。自分の腕がまだまだなので本当にいいかどうかはわかりませんが(笑)、最初に吹いたときに吹きやすかったことは事実です」



冨田裕美さん
冨田裕美さん
■使用楽器
アレキサンダー 403S
■主な使用マウスピース
アレキサンダー 8M

「ホルンは社会人になってから始めました。今3年目です。何か楽器を始めようと思ってたまたま行った音楽教室で、最初に見学した先がホルンの先生でした。吹かせてもいただいたら『最初から音が鳴るね』と言われて調子に乗ってしまって(笑)。そのくらいの縁です。
 でも今はホルンでよかったと思っています。後悔はしていませんが、やはり難しいですね(笑)。週末に吹奏楽団(ウインドファミリーなごや)の練習とホルンハートがあればそれで吹くくらいですから、学生の頃始めた人にはなかなか追いつけないでしょうね」

403Sを選んだ理由は?
「1年くらい前に東京から名古屋にきてから、買いました。楽器の知識が全然なくて、こちらで習い始めた先生に相談したら『安いのがあるからどう?』と言われて。ホルンの安い高いもわからなかったんですけれど(笑)、ちょうどいいタイミングだったので決めてしまいました。いい楽器とか変わっているとかいろいろ言われるのですが、私にはよくわからなくて、宝の持ち腐れのようになってしまっています(笑)」



在藤孝宏さん
在藤孝宏さん
■使用楽器
クルスペ Bbシングル(オールド)
■主な使用マウスピース
JK 2EM4.2(金メッキ)

 転職して現在は大阪在住。
「仕事で名古屋に出張があるので、予定が合えば参加するという感じです。でもホルンハートは強制でないので、今でも続けていられます」
「大阪のホテルユニバーサルポートに勤めているのですが、ホテルのロビーで、ホルンハートのコンサートを企画しました。今までクリスマスに2回と、2008年はゴールデンウィークにもコンサートを開催しました。そのときは司会も演奏もします」
これはホルンハートの重要なイベントの1つになっているとか。

現在はオールドクルスペのBbシングルを使用。
「楽器屋さんに見てもらったら、作られてから70年くらい経っている楽器だと言われました。それまではフルダブルを使っていたのですが、今はない材料と作り方をしていると言われて買いました。現在はこれ1本でやっています。ナチュラルF管も付いていますが、ほとんど使っていません。
 この楽器、くせはありますが、いい音をしていると思います。ただ周りと合わせるのが難しいので、次はアレキサンダーの103にしたいと思っているところです。シュテファン・ドールも好きですから。ちなみに、マウスピースは宇佐見さんに教えてもらったドールと同じものを使っています」



林 繁雄さん
林 繁雄さん
■使用楽器
クノッフ フルダブル
■主な使用マウスピース
JK W2DM U21

 ホルンハートは最初の頃から参加。「新美さんが団長さんをしている吹奏楽団にホルンがたくさんいたので、それならアンサンブルをしようと言い始めたのがきっかけです」と言う。
「今は曲を通すくらいですが、例えば依頼演奏などの場合には、もう少し突っ込んでもいいかと思っています。上手下手ではないのですが、人前で演奏するなら自分たちのレベルの中では一生懸命練習しないといけないかなとは思っています。もちろん、今の状態がいいという人もいるので難しいですが」

楽器はクノッフ(オールド)のフルダブル。
「僕が買って20年ですが、作られたのはもっと前だと思います。普通のマウスピースはシャンクが合わないのですが、パックスマンのマウスピースのシャンクを削って使っていました。でも今日宇佐見さんからJKのマウスピースを譲ってもらい、使うことにしました。シャンクを削るのは自分で工作機械が使えるのですが、どこまで入るのが一番いいかわからないので、様子を見ながら削っていこうと思っています。
 ロータリーの分解掃除なども自分でやりますよ。ただ、バラすと音も粗くなることがあるので、演奏会の1ヶ月以上前にバラして音を馴染ませるようにしています」
「楽器は、アレキサンダーのFシングルも持っています。F管が好きなものでね、あの音色がいいんです。そのシングルよりよく鳴るアレキサンダーは今まで見たことないくらいです。何十年もFシングルを使っていて、トップもそれで吹いていました」



有竹信貴さん
有竹信貴さん
■使用楽器
ヤマハ YHR-867KRD
■主な使用マウスピース
アトリエモモ33CX

現在大学生で、今回参加のメンバーの中では最年少。中学校1年生から吹奏楽部でホルンを始める。現在、大学のオーケストラには入らず、高校1年生から市民オーケストラに在籍しているという。
「ホルンハートの問題点を挙げるとすれば、指導者役の人がいないというか、できる人がいてもあえてやらないところだと思っています。ホルンで遊ぶという考え方には共感しますが、お客さんに聴かせるとなると、それ相応の練習はして臨んだ方がいいなとも感じています。でも、年下と言うこともありますし、どこまで突っ込んでいいかはまだ微妙なところです。でも、ホルンアンサンブルだけのきちんとした演奏会を1回くらいはやってみたいとは思っています。」
 有竹さんは編曲も行ない、ホルンハートでも頼まれて何曲か編曲しているそうだ。

 ヤマハYHR-867KRDは高校1年で購入。
「買い換えも考えないでもないのですが、いい楽器なので踏ん切りがつかなくて。海外製に興味もあるし、周りからもいろいろ薦められてもいるのですが」
「もともとそれほど詳しいわけではなかったのですが、宇佐見さんなどの影響を受けて、だいぶホルンおたくになってきました(笑)。特に好きな奏者というものはないのですが、自分が演奏する曲のお手本として聴くと考えると、やはりゲルト・ザイフェルトだと思います」



中野 修さん
中野 修さん
■使用楽器
ホルトン H279
■主な使用マウスピース
MDC

「2007年の春頃に新美さんと同じ楽団に入って、ホルンハートにも誘われるようになりました。参加率は、はっきり言って悪いです(笑)。でもそれでOKなところが、ざっくんばらんでいいですよね。基本的にホルンが吹ければいいかなと思ってますので、特にホルンアンサンブルにこだわりがあるわけではないのですが」

「ホルンは高校から吹奏楽部で始めました。小学校から中学校までテューバを吹いていたのですが、高校ではテューバが9人か10人くらいいて、『誰かホルンに回れ』と言われたら、同級生が突然高いテューバをパーンと買ってしまったんですよ。そうしたら『君は楽器を持っていないから、ホルンをやってみろ』と言われて。貧乏は勝てませんね(笑)。最初は全然吹けなくて、必死でやりました。よくここまで来たと自分でも思います。それも今ではいい思い出です」
「はっきり言って高校時代はスパルタでした。今も音程とかはちょっと気になりますね。でもそれを指摘するかどうかは微妙なところです。ここではみんな楽しくやっているわけですから、コンクールに出るみたいに追求するのは少し違うと思います。
 ただ、ときどき昔の仲間と演奏することがあると、血が騒ぎますね。体育会系のノリで、音量も遠慮せず出せるのでね(笑)」



浅野智香さん
浅野智香さん
■使用楽器
ハンスホイヤー 4801GAL
■主な使用マウスピース
JK EXCLUSIVE W 2DM

「ホルンハートはウインドファミリーなごやに入るのと同時くらいに誘われたので、2年くらいです。ホルンは12年くらい吹いています。アンサンブルは学生の頃コンテストのための厳しい環境でやった経験はありますが、こうやって楽しむために、しかもホルンだけのアンサンブルというのは初めてでした。
 吹奏楽だとホルンはあまり目立たないことも多いのですが、ホルンアンサンブルはホルンしかいないので(笑)、やはり楽しいですね。ホルンを吹くのは好きですが、ホルンハートのメンバーは知識がすごくて会話についていけないことが結構あります。マニアックですよね。でもそういう人も私のような人も両方いるのがホルンハートのよさだと思います。これは新見さんの考え方のおかげですね。厳しく追求するというよりも、一緒に勉強して上手くなりたいという感じなので」

「単独の演奏会などは自分ではちょっと難しいとも思うのですが、聴かせることで上手くなるということもあるかもしれませんね。在籐さんのホテルのロビーコンサートも参加しましたが、ホルンが12人くらいそろうと、それだけで格好いいじゃないですか。と、自分で思っていました(笑)」



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